【休み脳】から【仕事脳】へ

もうすぐお盆休み・夏休みも終わり、仕事や学校が始まる人が多いのではないでしょうか。普段はそれほど辛くなくても、長期休暇後だと出勤・通学が憂鬱になることは多いと思います。

 

ある新聞が行ったアンケートによると、夏休み明けの仕事や学校を億劫だと感じている人は、お正月休み明けに次いで多いそうです。お盆明けはまだまだ残暑が厳しく、次の長期休暇まで時間が長いからというのがその理由のようです。

 

かといって、いつまでも憂鬱だとは言ってはいられませんよね。どうすればお盆休み明けも元気に働くことができるのか、ポイントをまとめてみました。

 

1.休み明けの全日は早く寝て、早く起きる。

①休み明けは仕事に備えて早く寝よう

明日から仕事だから休みの最後までがっつり楽しもうと、夜遅くまで遊んだりする人もいます。しかし、疲れがたまった状態では、次の日起きた時に気持ちが下がってしまいがちです。休養をとるということはとても重要です。

 

②休み明けは体内時計を戻そう

休みの間は睡眠の時間なども不規則になり、体内時計が狂ってしまいがちです。仕事始めの時には体内時計を戻すために早く寝て早く起きることが身体を切り替えるコツです。

 

③休み明けは余裕のある朝を過ごすために早起きしよう

全日早めに睡眠をとったら、当日は少し早めに起きるよう心がけましょうまた、朝バタバタしているとそれだけでさらに自分のことを疲れさせてしまいますので、時間に余裕を持って目覚ましをかけ、ゆっくりと朝食をとることをお勧めします。

 

2.仕事内容を確認し、「初日のタスクは軽めに」しておく

①休み明けは仕事の確認をして準備をしよう

急に遊びの脳から仕事の脳に切り換えるのはとても難しいものです。前日からきちんと次の日からの仕事内容を確認し、準備をしておくことが、久しぶりの出社でも仕事にスムーズに取り組む為のポイントです。

 

②初日は軽めのタスクから取り組もう

休み明けから急に負担の大きい仕事をやろうとすると、なかなかうまくいきません。仕事の脳に徐々に切り替えるためにも、最初は軽めのタスクから手をつけるということが仕事に取りかかる上でのポイントです。ただ、ずっと軽いタスクばかりをするわけにもいかない為、きちんとタスク管理をすることも大切です。自分でその日にやるべきことをリストアップして、その中でも重要で自分でも取りかかりやすいものから手を付けていくと、仕事が終わる度にモチベーションも上がっていくでしょう。

 

3.初日は目標を決めて「定時に退社」する

①定時で帰れるよう仕事を進めよう

初日からアクセルを踏みすぎると途中で力尽きてしまいます。その後の仕事へのモチベーションを維持するためにも、初日は「定時で帰れる」ような目標を設定し、残業はできる限りしない方がよいでしょう。

 

②通常業務に戻りやすいようペース配分をしよう

目の前にある仕事をすべてやろうとせず、優先順位をつけてその日やるべきことだけをやるという姿勢が大切です。だいたい1日~2日ほどで通常の業務に戻れるように調整することが望ましいでしょう。せっかく休暇をとって身体を休めたはずなのに、休み明けの初日から疲れてしまっていてはもったいないですよね。最初は「疲れた」と思うところまで頑張るのではなく、無理せずに仕事に身体を鳴らすことを優先することが、その後の仕事の効率アップにも繋がります。

 

4.少なくとも1週間は規則正しい生活をする

①規則正しい生活を続けよう

休み明けからすぐに不規則な生活になってしまうと、仕事に身体を切り替えるのが難しくなります。少なくとも1週間は早寝早起きを習慣づけることが、疲れを残さないポイントです。休んでいたとき癖で夜遅くまで起きてしまったりしていると、身体がなかなか普段の生活には戻りません。休み中の身体から通常の生活の身体に切り替えるためには、規則正しい生活が一番です。暑いし仕事がだるい、といつまでも考えていても何も始まりません。まずはどうしたら仕事にスムーズに入っていけるかを考えておくことが大切です。「明日から仕事だけど何も考えたくない」とずっと思っていると、いざ仕事が始まった時に仕事への入りが遅くなってしまいます。仕事始めは必ず訪れるのだから、頭をどう切り替えるかをきちんと考えた方が賢明でしょう。